オウルの呼び声

宿屋にて
  クローディア
アイシャ 今の声は?
アルベルト 今の声は、なんだ?
ジャミル 今の声は、なんだ?
グレイ 今の声は?
バーバラ 今の声は?
シフ 今の声は?
ホーク 今の声は、なんだ?
クローディア オウル!
  帰ってくるのじゃ。時間が無い。
クローディア ごめんなさい。わたしは迷いの森に帰らなければならないわ。オウルが呼んでいるの。
選択肢 ・一緒に行く。
・行かせる。
・行かせない。
一緒に行く。選択時
クローディア ありがとう。でも、わたしのために…
アイシャ わたしたち仲間よ。
アルベルト わたし達は仲間ですよ、クローディアさん。
ジャミル 仲間じゃねえか、俺たちは。
グレイ お前を護るさ。そういう約束だ。
バーバラ 仲間でしょう、あたしたち。
シフ 仲間じゃないか。当然だよ。
ホーク 仲間だろう、俺たちは。
  [PN記載]オウルの呼び声
 
行かせない。選択時
クローディア オウルはわたしを育ててくれたの。お願い、分かって
選択肢 ・行かないでくれ!
・仕方ないか…
 
行かせる。、仕方ないか…選択時
クローディア ありがとう。さようなら。
  [PN記載・未決]オウルの呼び声
 
行かないでくれ!選択時
クローディア オウルを捨てて、あなたと行くわけにはいかないわ。さようなら。
  [PN記載・未決]オウルの呼び声
 
 


出生の秘密

オウルの話
クローディア オウル!
オウル やっと帰って来おったか。わしはもう死ぬ。
  お前の役に立つかどうかは知らんが、最後に昔話をしてやろう。
回想シーン
オウル ある国に一人の赤ん坊が生まれた。 その子は国の後継ぎじゃった。 それゆえに命を狙われた。
女性 ああ、どうやって皇女様をお守りすれば良いのか。暗殺者たちが今日の真夜中にでもやって来るかもしれない。
  お妃様が生きていらっしゃれば、このような心配も無用だったのに。
  何も知らずに眠っていらっしゃる。お妃様に託された皇女様。私が何としても守りぬかねば。
  やはり、あの方法しか…
  森の魔女よ、森の魔女よ。私の所へ来ておくれ。
  猫の吐息を聞く耳で私の声が聞こえたら。 夜のカラスを見つける眼で私の姿が見えたなら。
  こずえを渡る風より速く私の所へ来ておくれ。森の魔女よ、森の魔女よ、私の所へ…
オウル もう来とるよ。
  何を驚いておる、自分で呼んでおいて。この子の命を守ってやればいいんじゃな。
女性 どうしてそれを?
オウル あんたの詩は一つ抜けとるのよ。醜く曲がったその鼻で、私の願いを嗅ぎ取ったらってね、ヘッヘッヘッヘッ!
  じゃあ、この子は預かっていくよ。
女性 皇女様を連れて行く気ですか!
オウル 願いを言うのはあんたの勝手じゃが、どうやって叶えてやるかは、わしの勝手じゃ! 第一、この子の命を守るにはそれしかないわ!
女性 そんな。それでは、皇帝陛下が…
オウル 奴らは真夜中にやって来るよ。見える、見える。赤ん坊が暗殺者の剣で…
女性 分かりました! どうか、どうか皇女様をお守りください。お守りください。
  [オウル去ろうとする]
女性 ああ、待って!
オウル まだ何かあるのかい。
女性 この指輪を! 皇女の徴です。
  それから、この方のお名前はクローディア様です。
オウル そんな物、無い方がこの子の為じゃと思うがの。では、もう行くぞ。
  [オウル去る]
暗殺者 おい、皇女はどこだ!
女性 行ってしまわれた…皇女様は行ってしまわれた…
暗殺者 くそっ。
オウル亡くなる
クローディア わたしが帝国の皇女…
オウル この先、何かあったら、あの大きな木に聞け。
  しゃべり過ぎたわ…
クローディア オウル…
主人公クローディア以外時
アイシャ クローディア…
アルベルト クローディアさん…
ジャミル クローディア…
グレイ クローディア…
バーバラ クローディア…
シフ クローディア…
ホーク クローディア…
クローディア わたしなら大丈夫よ。
 
  [PN記載・解決]オウルの呼び声
 



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